こんにちは! こらみん(@colamin35)です!
2年くらい使ってきたテフロン加工のフライパンが焦げ付くようになったので、ずっと興味のあった鉄フライパンと入れ替えました❗
今回新しく手に入れたのはシンプルなデザインが特徴の柳宗理デザインの『鉄フライパン マグマプレート』
実際に使ってみて、他の鉄フライパンにはない使いやすさを感じたので紹介していきます♪
この記事はこんな方におすすめ。
参考にしてみてくださいね♪
鉄フライパンを使うメリット・デメリットについてはこちらにまとめています↓
柳宗理ブランドの特徴
柳宗理といえば日本を代表する調理器具などを手掛けるデザイナー。
その方がデザインした調理器具の数々が柳宗理ブランドとして販売されています。
今回紹介している鉄フライパンマグマプレートの他にもお玉やボウル、スプーンなど商品は豊富!
シンプルながらも洗練されたイメージを与えるデザインが特徴です。
柳宗理さんご本人はもうお亡くなりになっていますが、デザインされた調理器具の数々は今でも料理好きに愛されています。
IHでも使える!鉄フライパン マグマプレートとは
柳宗理ブランドの鉄フライパンは
この3種類。
今回はわたしが実際に使っているマグマプレートについて紹介していきますよ!
マグマプレートの特徴
マグマプレートとは加工方法のことで、鉄フライパンの表面にあえて凸凹をつけているのが特徴です。
マグマプレート加工の効果はこの2つ
- 食品の焦げ付きを防ぐ
- 熱を均等に届けてくれる
料理が美味しく作れるのはもちろんですが、焦げ付きにくくなるおかげで料理も失敗しにくくなります!
表面が黒っぽいのは黒色酸化皮膜で表面保護がしてあるため。
さらにその上からシリコン樹脂塗装を施してあるので、 鉄フライパンでおきやすい使い始めのこびりつきを防いでくれます。
鉄フライパンの必須作業!焼き込みをしなくていい
この鉄フライパン、マグマプレートの魅力はなんと言っても焼き込みの必要がないところです。
焼き込みとは鉄フライパンを初めて使う前に行う作業のこと。
鉄フライパンの表面を覆っている錆止めの塗装は、フライパンを守るのには役立ちますが人体には有害な場合があります。
その塗装をつけたまま料理を作ると、有害な成分が料理に混ざってしまうかも。。。
ということで、鉄フライパンで安全に調理するためには、焼き込みをしてしっかりと加熱し、錆止めの塗料を落としきってしまう作業が必要なんです。
わが家はガス火で調理しているのでそんなに気にしていなかったのですが、IHコンロしかないご家庭では焼き込みができない場合があるそうです。
その場合はカセットコンロを別で用意し、焼き込みするという手間がかかってしまいます。
実は
うちはガスコンロがないから鉄フライパンを使えない。。。
と今まで鉄フライパンを諦めていた方でも、マグマプレートなら使えます!!
その理由はマグマプレートの場合は焼き込みをする必要がないから。
ガスコンロを使わなくていい鉄フライパンなので、IHコンロしかない場合でも安心ですね。
使ってみた感想
ここからは実際に使用してみた感想をまとめていきます。
箱から出してまずは洗浄です。
保管中の汚れを落とすために食器用洗剤とスポンジを使ってガシガシ洗っていきます。
ちなみに洗剤で洗う洗い方は、馴染んだ油を落としてしまうので、今後できれば水やぬるま湯のみで洗うようにしましょう。
洗浄後は水気を拭いて乾かしたら準備完了です♪
次は食材を焼く前の必須作業「油慣らし」をやっていきます。
まずは油慣らしからスタート
油慣らし(油返し)は鉄フライパンの使い始めには絶対にやらなければならない作業❗
焼き込みの必要のない鉄フライパン マグマプレートですが油慣らしは必要です。
油慣らしをすると油でフライパンの表面がコーティングされるので
- 鉄が水分で錆びるのを防ぐ
- 食材がくっつかなくなる
こんな効果が期待できます。
マグマプレートの場合食材がくっつきにくいように表面に細かい凹凸がありますが、油慣らしせずに調理をすれば食材は普通にくっつきます。
油慣らしは鉄フライパン独自の工程なので最初は面倒に感じるかもしれませんが、何度か使って油が馴染んでくるとやらなくても良くなる作業です。
めんどくさいのも最初のうちだけなので、最初はすこしだけ我慢。
調理前の油慣らしを忘れないようにしましょうね。
マグマプレート鉄フライパンで初めての料理!
油慣らしが終わったらフライパンを変えてから初めての料理をしてみます。
はじめて作った料理は、こんがり豆腐あんかけです♪
豆腐の周りに片栗粉をまぶし、フライパンで焼いてからあんをかけたものなので、使い始めから水分が多くてくっつきやすいものを選んでしまったかな・・・と不安でしたが、全く心配いりませんでした。
多めの油を引いたフライパンの上に豆腐を置き、焼き始めてからしばらくたったころにフライパンを振ってみると、フライパンの中で豆腐がするっと滑っていきました♪
全然くっついてないし、裏返すとこんがり焼き色も❗
普通の鉄フライパンで使いはじめに豆腐なんて焼いてしまったら、油が馴染んでなくて焦げ付いてしまうはず。。。
初めてでもくっつかない感覚はマグマプレート加工の鉄フライパンだから味わえたものだと思います。
ちょっと困るところ(デメリット)
換えて良かったなと思えるくらいほんとにいいところばかりのフライパンですが、少しデメリットとして気づいたことも。
重くて調理が大変
鉄フライパン全体に言えることですが、やっぱりちょっと重いです。
とはいえわたしが使っているマグマプレートの22cmは鉄フライパンの中では軽い部類に入るそう(それでも1kgあります・・・)
わたしは炒めものを振り混ぜることが少ないので、調理中に重さが気になることはないのですが、一番困るのがフライパンから料理をお皿に移すとき!
片手でフライパンを持ち上げたまま料理をお皿に移すので、フライパンを持っている方の手はプルプルしてます。。。
使えない重さではないですが、力が弱い方、特に女性は使うのが大変に感じるかもしれません。
煮物が調理しづらい
左右に注ぎ口があったりある程度の深さがあったりと構造的には煮物に向いているんですが、煮物を作ると水分によって油膜がかなり取れてしまいます。
油膜がとれてしまうと
- くっつきやすくなる
- 錆びやすくなる
鉄フライパンにとっては良くありません。
煮物を作った後に餃子を焼くと、焦げ付いてしまいました。。。
以前のテフロン加工フライパンでは煮魚を作ることもありましたが、鉄フライパンでは煮物を調理しないようにしています。
まとめ:「マグマプレート」は鉄フライパン初心者・IHのご家庭にオススメ
今回手に入れた柳宗理ブランドの鉄フライパン マグマプレート、使い始める前は手入れがめんどくさいかな・・・使いづらくないかな・・・と不安でしたが、実際使ってみると、想像以上の使い心地の良さでした。
焼き込みの必要もないので、わたしのように鉄フライパン初心者の方や、IHしかないご家庭でも安心して料理できそう。
使い始めてまだ日が浅いので油のなじみもイマイチで育てきれてないですが、どんどん使って使いやすい鉄フライパンにしていきたいと思います。
コメント