こんにちは!こらみん(@colamin35)です。
いつも使っている砥石の中心が凹んでしまったので、面直しをしたかったのですが、面直し用の砥石が割と高いので悩んでいました。。。
そんな時、面直しにはダイソーの砥石が使える!という情報を発見。
本当にダイソーの砥石で面直しできるのか試してみました!
- なんといっても安い
- 身近にあるから買いやすい
100円で面直しができるなら嬉しいですよね♪
結論から言うとダイソーの砥石でも面直しできます!
ただ砥石としては使いにくい等気になった部分があったので、実際に面直ししてみた様子と一緒に紹介したいと思います。
面直しは絶対必要?
面直しを知らない方のために簡単に説明すると、面直しは砥石の研ぐ面を平らな状態に戻す作業のこと。
包丁より硬いとはいえ、砥石も研ぐごとに削れていき、少しずつ凸凹してしまいます。
そうなると、刃に当たる部分と当たらない部分ができてしまい、うまく研げなくなってしまうんです。
我が家の砥石もかなり凸凹していて、砥いでも仕上がりがいまいち。。。になってしまってました。
トマトの皮に苦戦したり、お肉を切るのが大変でした・・・
きれいに切れている食材は見た目も触感も良くなります♪
面倒かもしれませんが、包丁の切れ味を維持するためには砥石の面なおしは必須作業なんです!
面直し実践
今回面直ししていくのはシャプトン 刃ノ黒幕中砥石オレンジ#1000です。
購入してから5年近く使っていますが、まだまだ使えそうな持ちの良さ♪
この砥石で研ぐと、素人の私でも包丁の切れ味が回復します!
一般家庭ならこれ1つで十分じゃないかなと思っているので、今のところ買い換える予定はありません。
分かりにくいかもしれませんが、黒っぽくなっている真ん中あたりがボコッと凹んでいる部分です。
原因はキャンプ用の斧をこの砥石で砥いだせい(斧を研ぐのはむずかしいので、結局うまく出来ず。。。専門の業者さんに頼んだほうが良さそうです。)
この凹みの周辺を削って、砥石の面を平にしていきます!
面直しの事前準備
研ぎ始める前に、ダイソーの砥石は水に漬けておきます。
このあたりは普段の砥石を使うときと同じ。
同時に平にしたい砥石も水につけておきます。
その前でも後でも良いので、平にしたい方の砥石に鉛筆かシャープペンシルで格子状に線を引いていきます。
ものすごく雑。。。ですが、こんな感じでOK!
このひと手間が面直しのためにはかなり重要。
線が残っている=凹んでいて削れていないということなので、平らにできたか出来ていないかをひと目で判別することが出来ますよ。
作業スタート
砥石に水が馴染んだら作業を面直しを始めていきます♪
凹んだ方の砥石を台座(またはタオルの上など)にセットし、水をかけながらダイソーの砥石でゴシゴシこすっていきます。
ダイソーの砥石は目が粗いので、ゴリゴリ音をさせながらしっかり削れていきます。
砥石は濡れた状態でないとうまく研ぐことが出来ないそうなので、表面が乾いてきたなと思ったら、その都度水をかけて濡らします。
途中確認してみた様子はこちら↓
凹んでいる部分がしっかりと分かりますね!
ここまでかかったのは10分くらい。
でもこの後が長かった。。。
鉛筆で書いた線が全て消えたら平らになった!ということなので面直し終了です。
かなり穴が深かったようで、研ぎ終わるまでにかかった時間は30分くらい。
ずっと力を入れていたので、とても手が疲れました。。。
気になったポイント
時間はかかりましたが、ダイソーの砥石で面直しをすることが出来ました!
100円でできて良かった!とは思ったのですが、正直けっこう疲れてしまいました。。。
- サイズが小さい
- 目が荒すぎる
実際に面直しをしてみて気になったポイントがあったので、細かく紹介します。
小さめサイズなので時間がかかる
ダイソーの砥石は100円の低価格なだけあってサイズが小さめ。
今回面直しした刃ノ黒幕中砥石と比較すると、2周りくらいは小さいかなと思います。
大きさが足りず全体を一気に削れないので、削れるのは少しずつ。
全面を整えるには、ずらしながら削っていかなくてはいけません。
そのため、面直し専用の砥石と比較すると手間と時間がかかってしまいます。。。
作業をスムーズにしたいなら面直し専用砥石を購入するのもあり
面直し専用の砥石の価格は1000円台のものから1万円前後のものまで様々。
この砥石のように溝が入っていたほうがスムーズに面直しができるそうです。
理由は摩擦が抑えられてくっつきにくくなり、滑りが良くなるから。
ダイソーの砥石で面直しをしていると、たしかに砥石同士がくっついて力が要りました。
100円のダイソーの砥石と比較すると価格は10倍以上違いますが、専用の道具なので作業はかなり楽になるはず。
一度買ったらずっと使えるものなので、専用の砥石を買うのもありだと思います!
ダイソーの砥石は包丁を研ぐには荒すぎる
砥石の粗さを表す粒度(りゅうど)。
ダイソーの砥石は2面タイプなので、裏表で粒度が違います。
それぞれの粒の細かさは番手(ばんて)で表されているのですが、荒目の#120と中目の#320と、両面とも粗めです。
(ちなみに我が家で日常使いしているシャプトンオレンジの番手は#1000です)砥石の面直しをするにはとても良い粗さなのですが、包丁を研ぐには荒すぎて刃が削れすぎてしまいます。
プロの方は粗目→中目→細目の順で研いで切れ味を整えていくこともあるようですが、粗目を使うのは刃こぼれを直す時くらい。
普段使っていて刃こぼれすることはまず無いと思うので、日常的に使う砥石にはあまり向きません。
ダイソー砥石の型番はこちら↓
型番をダイソーの店員さんに伝えれば、取り寄せ作業などがスムーズになります。
まとめ:ダイソーの砥石で面直しはできる!
ダイソーの砥石は一般家庭の砥石の面直しには十分使えます!
- 100円で買えるから手軽に試せる
- 身近に店舗が多いダイソーだから買いやすい
この2つがメリット!
砥石の面直しをしたことがない方のお試しにも使いやすいですね。
ただ実際に包丁を研ぐにはおすすめできません。
2面あるとしてもどちらの面も砥石として使うには粗すぎます。。。
ダイソーの砥石を使うなら
- 刃こぼれしている包丁を研ぐのに使う
- 砥石の面直しに使う
このような使い方に限定するのが良さそうです。
包丁を研いでも切れ味が戻らないときは、砥石自体が凹んでいるかもしれません。
そんなときはダイソーの砥石で面直しを試してみてくださいね♪
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