室内&ベランダで育てているレモンの木(璃の香)。
順調に育ってきていると思ったのですが、先日葉っぱが落ちてしまっているのを見つけてしまいました。
その後もポロポロっと新芽が少しずつ落ちていくのが続いています。。。
枯れていく様子はないので大丈夫そうではありますが少し心配。
その様子を少し紹介させていただきながら、今後のために原因や対処法などをまとめます。
レモンの葉が落ちる原因
レモンの葉が落ちてしまう原因は
- 根腐れ、水分不足
- 寒さに耐えきれなかった
- 栄養不足や肥料が多すぎる
- 病気や虫
4つの原因をそれぞれを解説します。
根腐れ、水分不足
根腐れは植物を育てているとよくある失敗の1つ。
土が乾く前に水をあげ続けてしまうことで、根っこが腐って水分を吸収できなくなってしまいます。
反対に水をあげなさすぎるのも木が弱っていく原因に。
どちらも木を枯らしてしまうことに繋がるので、水やりのタイミングには注意が必要です。
水やりのタイミングが不安なら道具に頼るのもあり!
実は、水やりのタイミングを図れる便利な道具があります。
サスティーは水やりのタイミングが色の変化で判断できる道具!
便利な道具ですが、使い方はとっても簡単でただ土に挿しておくだけです。
- 水やりのタイミングが不安
- 今までに水のやりすぎ、やらなさすぎで枯らしたことがある
こんな方にピッタリ!
お店で実物を見て買いたいのでまだ導入していないのですが、水やりのタイミングが分かりにくいので使い始めたいな。。。と思っています。
果樹の鉢なら10合鉢くらいのはずなので、その場合はLサイズのサスティーが丁度良いです。
(Mサイズは6号(直径18センチぐらいまで)の鉢用です)
寒さに耐えきれなかった
レモンの木は寒さにあまり強くありません。
種類によっても差がありますが、耐えられる気温は-3℃くらいと言われています。
ただ気温は大丈夫でも、風が当たることで-3℃を下回ってしまうこともあるそうなので、風が強く当たる場所で育てているなら防寒対策が必要です。
栄養不足や肥料が多すぎる
新しい枝をたくさん伸ばしたり、実をつけたりと、レモンの木は成長に栄養が沢山必要です。
なので、肥料をあげる量もかなり多め。(柑橘の中でもトップクラスの消費量。。。)
栄養を必要とする状況が重なると、レモンは自分で葉っぱを自分で落としてうまく調節して育っていくそうです。
それなら、多めに肥料をあげておけばいい?
こんな風に思うかもしれませんがそれはNG!
今度は肥料の濃度が濃くなりすぎて根っこの水分を奪う肥料やけを起こし、木が弱ってしまうんです。
病気や虫
葉っぱの色が悪くなって落ちてしまうときは、病気や虫害が原因かもしれません。
例えばハモグリガの幼虫が葉っぱに住み着くと、葉っぱを内側から食べていくので光合成ができなくなって元気がなくなっていくそうです。
- 葉っぱに虫に食べられたような筋ができていないか
- 葉の色が悪くなっていないか
- 幹に虫が住んでいそうな穴が空いていないか
レモンの葉が落ち始めたら、このようなポイントをチェックしてみてください。
レモンの葉が落ちた時の対処法
レモンの葉が落ち始めたら原因を確かめるため幹や土の様子など木全体をチェックして、原因を見つけ次第早めに対処するのがおすすめです!
虫がついていたら早めに取り除く!
レモンの木に影響のある虫が着いているのを見つけたときは、これ以上被害が増えないよう早めに退治してしまいましょう。
できる方はそのまま潰してしまってもいいし、箸などで掴んで取り除いても大丈夫です!
私は虫が苦手なので箸で取り除きます。。。
ちなみにアゲハチョウの幼虫はレモンの葉が大好き。
食欲旺盛で葉っぱがなくなるまで食べ尽くしてしまうこともあるそうなので、春から秋にかけて注意してみてあげましょう。
病気になった葉っぱは切り取って取り除く
葉っぱが変色・変形し病気にかかっているような様子なら、その葉っぱは取り除いてしまうのがおすすめです。
カビやウイルスなどが原因の場合は全体の葉っぱに症状が移ってしまうことがあるので、虫と同様になるべく早めに対処したほうが良いでしょう。
葉っぱを取り除いて処置したあとは、病気を防止する薬剤を併用するとさらに安心です。
ベランダ栽培でも使っているフマキラー カダンセーフは化学薬品を使っていない農薬なので、室内に持ち込むプランター栽培のレモンにもピッタリ!一本持っておけば果樹にも野菜にも使えるので便利ですよ♪
濃縮液タイプのほうが安いのですが、うまく使いこなせず野菜を枯らしてしまったことがありました。。。
少し使うのが難しく感じたので、初めて使うならそのままスプレーできるストレートタイプをおすすめします。
肥料が原因の場合は水をたくさんあげて栄養を流し切る!
レモンの葉が栄養不足で落ちてしまっているのなら、木の大きさにあった適量の肥料を与えてあげましょう!
多すぎると肥料やけになる危険があるので、必ず適量で。
もし大量に肥料をあげてしまい肥料やけを起こしてしまっている場合は、取り除けるのであれば肥料をすぐに取り除いてあげましょう。
その後、大量の水をあげて栄養を洗い流してあげる必要があります。
水量は通常の水やりであげる5倍ほどを目安にすると良いようです。
レモンの植え替えに適した季節なら植え替えして土をすべて変えてしまうという方法でも処置できます。
新芽が落ちたレモンの木の様子
逆光で分かりにくいですが今のレモン(璃の香)の木はこんな感じ。
植え替え後に生えてきた枝は20センチ近く伸びました!
葉っぱの色も黄緑からだんだんと深い緑色へと向かっています。
落ちた新芽はこのような感じ。
葉っぱだけのときもあれば、枝になっていくであろう先端がポロッと落ちてしまっていることもあったので心配です。
すでに生えていた葉や、ある程度大きくなってきた葉は順調に育ってきているので、栄養不足で自分で葉っぱを落としているのが原因かな。。。
まだ植え替えて1ヶ月以内なので追肥したら根腐れするかもしれません。
ということで、しばらくは追肥せずにそのまま見守っていくことにし、5月中旬以降に肥料をあげることにします。
元気に育って、たくさんのレモンがなりますように!
まとめ:葉っぱが落ちるのは木が弱っているor栄養が足りていない証拠!手遅れになる前にできるだけ早めに対処を
レモンの葉っぱが変色したりポロポロ落ち始めたら、木を育てる環境になにか問題が起こっているかもしれません。
すぐにレモンの木全体と、土の状態などをチェックして
- 病気にかかっている
- 害虫が住み着いている
- 栄養不足・栄養が多すぎる
- 水不足・水をあげすぎている
このような問題がないか探してみてください。
問題点を見つけて素早く対処するほど、回復にかかる時間も少なくすみますよ!
今回の我が家のレモンの木の場合、問題点はおそらく栄養不足。
すぐ肥料をあげたい!ところですが、植え替えして1ヶ月後の5月中旬ごろまでこのまま様子を見ようと思います。
病気や虫の対策のためには薬剤に頼るのも、個人的には良いと思っています。
薬剤を使うなら病気や害虫対策に使えて野菜の栽培にも活用できるカダンセーフがおすすめ。
食品成分由来だから収穫直前まで使えるし、殺菌剤なども使われていないので室内栽培には最適です♪
今後もレモンの木(璃の香)の栽培記録を続けていきますので、次回もお楽しみに!
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